【2025年4月】トランプショックで世界経済に激震!株価暴落・円安・物価高の連鎖は止まるのか?

2025年4月7日、トランプ前大統領が発表した「関税政策」により、世界中のマーケットが大混乱に。
アメリカだけでなく日本経済にも深刻な影響が及んでおり、生活にも影を落とし始めている。
この記事では、トランプショックの背景と影響、今後の見通しについて自分なりに解説する。
トランプ大統領は4月2日を「解放の日」と称し、全輸入品に一律10%の関税を課す「相互関税」を発表した。
この発言は「解放の日(Liberation Day)」と名付けられ、アメリカ国内の製造業支援をアピールする狙いがあった。
さらに、貿易赤字が大きい国々には追加で最大46%の関税を上乗せし、中国からの輸入品には合計54%の関税が適用された。
これにより、4月7日の世界の株式市場では大幅な下落が発生。
世界中に波及する「トランプショック」となった。
※2025年4月9日 朝8時 時点の情報
トランプ大統領が「相互関税」を発表。
米国株式市場が急落。ダウ平均株価は一時1,700ドル以上下落し、終値で1,679ドル安の40,588.50ドルとなった。
日経平均株価が一時1,400円以上下落し、終値で955円安の33,780.58円となった。
日経平均株価は前週末比2,644円(7.8%)安の31,136円で終了し、終値ベースで過去3番目の急落を記録。
3月26日のピーク(3万8000円台)から4月7日までに約6,000円下落する急激な調整局面に入った。
日経平均株価は前日比1,876円(6.0%)高の3万3012円と過去4番目の上昇幅を記録した。
反発要因は「売られすぎ反発」とみられている。
▼日経平均株価の推移

4月7日、日経平均株価は2600円以上下落して終値が31,110円台になった。これは過去3番目の大きな下落幅だった。
この週の初めから累計で約6000円の急落となり、市場全体が大きく揺れた。
4月8日、日経平均株価は前日比1,876円(6.0%)高の3万3012円と過去4番目の上昇幅を記録した。
- 企業業績と賃金
- 日本企業はアメリカへの輸出減少による業績悪化が懸念されており、中小企業にも広範な影響が及ぶ可能性がある。
- その結果として、夏のボーナスカットが早くも予測されている。
- 物価上昇と観光業
- 関税引き上げによるインフレ再燃が懸念されており、中国経済の悪化によって訪日観光客数の減少も予測されている。
- 消費者への負担
- 米国では食品価格や生活必需品の値上げが進んでおり、日本でも輸入品価格高騰による影響が懸念されている。
- 今後の展開
- 90日間の猶予期間中に各国と個別交渉
- 自動車部品への25%関税は5月3日発動予定
- 銅・木材・半導体などは当面対象外
- 市場展望
- 野村證券は2025年末の日経平均株価予想を36,000円に下方修正しており、長期的な市場回復には時間がかかる可能性がある。
- 政策変更の可能性
- トランプ大統領は関税政策を柔軟に変更する権限を持っているため、今後の政治的動向や国際交渉次第で状況が改善する可能性もある。
- リスク要因
- 世界的な貿易摩擦やインフレ進行による景気後退リスクが依然として高く、企業や投資家は慎重な対応が求められる。
アメリカのトランプ政権は2025年4月9日、相互関税政策の一部停止を発表した。
主なポイントは以下の通り。
対象国と期間
・日本を含む約60カ国・地域に対し、追加関税の上乗せ分を90日間停止
・停止期間中は既存の一律10%関税を適用
・対象外:中国(後述)、自動車・金属分野(既存の25%関税継続)
株価への影響
・日経先物平均株価が一時35000円回復
・前日比3300円近くの上昇(10%高)になった
・相互関税発表直前の4/2終値は35725円

中国への措置
・追加関税を125%に即時引き上げ
・報復関税を発動したことが主な理由
背景と影響
・停止決定は株式市場の急落後(トランプ氏がSNSで「絶好の買い時」と事前投稿)
・EU・日本・韓国など57カ国が対象
・米財務長官は「交渉時間確保が目的」と説明
今後の動き
ひとまずは静観。
こちらで出来る事はないので、引き続き積立NISAは淡々と継続。
高配当株については、株価が戻って割安と判断できる価格ではなくなったので追加購入は今のところなし。
ただ、高配当株については今後のトランプの発言に注視しつつ、また暴落が来るようであれば個別で買い増しする可能性あり。
反省
今回は、いいタイミングで株を買うことが出来た。
昔は暴落の底を狙って結局買えないとか、欲が出て早めに買っちゃうようなことをしていた。
だけど、今回みたいに全体が下がっている時期に買えたらOKというスタンスに変えてから気持ち的にも楽になったし株価を異常に気にすることがなくなったのでよかったなと。
ただ、今回は今のところ1回の買いで済んでいるけど、次回はさらに2段階、3段階と落ちていく事もあると思うので、資金繰りにだけは十分注意して投資していこうと思う。
最初から2回、3回と買い増していくつもりで余裕をもって投資する。
これを肝に銘じておきたい。
ではまた!
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